土屋歯科マガジン 2022年3月15日号 オーラルフレイル

  • オーラルフレイル多くの人の一生は《健康→虚弱→要介護→終末期》という流れをたどりますが、この過程の「虚弱」を「フレイル」と呼びます。
    あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、英語の「Frailty(弱さ、もろさ、はかなさ)」を語源としています。
    同じく英語の「Oral(口腔の)」と組み合わせて、口の三大機能「噛む」「飲み込む(嚥下)」「しゃべる」などの口腔機能が衰えることを「オーラルフレイル」と呼んでいます。

    オーラルフレイルは高齢者のみならず、十分な咀嚼をしなかったり、バランスの悪い食事によっては、若いうちから始まります。
    フレイルには進行の程度によって段階があり、オーラルフレイルは、心身全体のフレイルの初期に現れ、最初は小さな変化のため見逃しやすいのですが、早目に気付き適切な対応をとることで改善が期待できます。

    オーラルフレイルと全体的なフレイルは相互に密接な関係があり、症状に気付いたら放置しないことが大切です。

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土屋歯科マガジン 2022年3月1日号 口腔アレルギー症候群

  • 口腔アレルギー症候群特定の食材による口腔内の反応を「口腔アレルギー症候群(oral allergy syndrome;OAS) 」と呼びます。
    食物アレルギーの一種で、特定の食物に含まれるアレルギーを起こす原因物質(アレルゲン)が、口の中の粘膜に触れて起こるアレルギー反応です。花粉症と関連があり、その他には、気管支喘息の既往のある方、即時型食物アレルギーの既往がある方、薬剤アレルギーの方、ラテックスアレルギーの方も発症する可能性があります。
    既往のアレルギーが重症化するにつれ、ある日突然、口腔アレルギー症候群を発症します。
    主な原因食品は、果物、野菜や豆類で、幼児期~大人まで幅広く見られます。

    特に花粉が飛ぶ時期に症状が出たり悪化したりします。
    春の花粉飛散のピークを迎え、今回は特に、花粉症と口腔アレルギー症候群の関係性に着目してみましょう。

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土屋歯科マガジン 2022年2月15日号 TCH(歯列接触癖)

  • TCH(歯列接触癖)スマートフォンやパソコンに夢中になっていると、無意識に歯が噛み合っていることはありませんか? 
    また、何らかのストレスを感じているときも、あごの筋肉が緊張して無意識に噛みしめてしまうことがあります。
    ギュッと強く噛みしめているわけではなくても、長時間歯と歯が接触していることによって、知らず知らずのうちに、あごの関節やそれを支える筋肉の緊張・過負担によってさまざまな症状が引き起こされてきます。

    知覚過敏の症状がある、食事中にあごがカクカク鳴る、口が大きく開かない、あごが痛むなどの症状はありませんか?

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土屋歯科マガジン 2022年2月1日号 コーヒーの効果

  • コーヒーの効果『嗜好品』として日常的に人々に好まれているコーヒー。嗅覚を刺激するその香りや、味覚を刺激する酸味や苦み、特別なこだわりをもって愛飲している人も多いのではないでしょうか。
    コーヒーは疫学調査論文も多数発表されていて、他の嗜好品飲料であるお茶やワインなどとともに健康へのさまざまな効果も報告されています。

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土屋歯科マガジン 2022年1月15日号 親知らず

  • 親知らず親知らずとは、顔の中心の歯から奥の方へ数えて8番目に生えてくる歯(第3大臼歯)のことで、智歯(英:Wisdom Tooth)とも呼ばれています。
    乳歯が永久歯に生え替わる時期と異なり、親知らずの多くは20代前後に生えてくるため、『親の手を離れてから生える歯』という意味で、日本では『親知らず』と言われている説が一般的なようです。

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土屋歯科マガジン 2022年1月1日号 メタボリックシンドローム

  • メタボリックシンドローム2022年、新しい年がスタートしました。年末年始はどうしても体重が増加しがちな時期です。
    お正月が過ぎて、恐る恐る体重計に乗ってみたら・・・スゴイことになっていた! なんて人も多いのでは?

    食事をして体内に入ったエネルギーが、消費するエネルギーより多いと、余分なエネルギーが脂肪として蓄えられます。
    脂肪は溜まる場所によって内臓脂肪と皮下脂肪の2つに分けられるのですが、『メタボ』で知られるメタボリックシンドローム(Metabolic Syndrome)は、内臓脂肪型の肥満がきっかけとなって脂質異常や高血糖、高血圧を引き起こします。

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土屋歯科マガジン 2021年12月15日号 効果的な歯みがき

  • 効果的な歯みがき1日3回きちんと磨いていたのにむし歯になってしまった。そんな経験はありませんか?
    それは、磨いていたつもりでも汚れが落としきれていなかったり、磨き残していた箇所があったということ。
    むし歯や歯周病は、歯垢に棲みつく細菌が原因なので、歯みがきをしていても歯垢を落としきれていなければむし歯や歯周病のリスクは高まります。

    歯垢1mgに棲む細菌の数は1億~2億個と言われていますから、わずかな磨き残しでもいつも同じ箇所を磨き残していれば、むし歯や歯周病になるリスクは日に日に高まっていきます。
    今の歯みがき習慣をこの機会に見直してみませんか。

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土屋歯科マガジン 2021年12月1日号 不眠症

  • 不眠症私たちのからだには、本来夜暗くなると眠くなり朝になると目が覚める、睡眠と覚醒のリズムが備わっています。
    それは人間の体内時計が刻む、生体リズムに強く支配されているからです。

    しかし今の現代社会では、昼夜のサイクルと体内時計が合わず、生体リズムに乱れが生じ、質のよい睡眠をとることが難しくなっている人が少なくないようです

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土屋歯科マガジン 2021年11月15日号 予防歯科

  • 予防歯科テレビCMなどの効果もあり>、『予防歯科』ということばをよく耳にしたり目にしたりする機会が多くなりました。『予防歯科』とは、その名の通り「歯や口腔内のリスクを予防する医療」です。

    歯みがきでは落としきれないむし歯の原因となるミュータンス菌の膜(バイオフィルム)を落としたり、むし歯のなりやすさをチェックしたり、口腔周囲のケガの予防対策をすることなどさまざまです。

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土屋歯科マガジン 2021年11月1日号 視機能の低下

  • 視機能の低下普段私たちが何気なく目にしている世界は、左右ふたつの眼が脳と連携し、あらゆる機能を働かせて見えている世界です。
    これらの視機能が歳をとるにつれて衰えてくると、日常生活に危険が生じてきてしまいます。
    その危険の代表は「転倒」です。

    秋の深まりとともに日没もどんどん早まり、暗くなるにつれ外出中の危険も増していきます。
    今日から始められる簡単トレーニングで目と脳の老化を軽減し、危険を回避しましょう。

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