Author Archives: admin

土屋歯科マガジン 2023年6月1日号 世界禁煙デー

毎年5月31日は世界保健機関WHO)の定める世界禁煙デーです。日本でも5月31日から6月6日までの1週間を禁煙週間としています。厚生労働省が掲げる禁煙週間のテーマは「たばこの健康影響を知ろう! ~望まない受動喫煙のない社会を目指して~」です。 喫煙習慣による健康障害は数多くあります。誰もが漠然とタバコは有害と知っていますし、あなたが喫煙者なら、身近にいる大切な家族も受動喫煙の危険にさらされています。 禁煙しよう!という思いを強め、行動に移すために、この機会にあらためてタバコの有害性について知識を深めてみてはいかがでしょうか。

土屋歯科マガジン 2023年5月15日号 初めての歯みがき

新しい家族を迎えたその日から、パパやママは毎日が子育てに大奮闘です。生後6カ月ほどで赤ちゃんの歯ぐきからまっ白な乳歯が顔を出し始めると、この白くて小さな歯を守ってあげるためにどうしてあげたらよいのか、一所懸命になってしまうに違いありません。 親子で楽しく歯みがき習慣が始められるように、成長に合わせた「赤ちゃん歯みがき」のポイントをご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。

土屋歯科マガジン 2023年5月1日号 熱中症対策

熱中症とは、体温が上昇することで体内の水分や塩分(ナトリウム)が減少し、身体の調節機能が低下して発症する障害(熱失神・熱痙攣・熱疲労・熱射病)の総称です。 まだ体が暑さに慣れていないこの時期から、熱中症になる人が増加し始めます。また、気温が低くても気象条件によっては熱中症になることがあります。 炎天下での活動中はもちろん、家の中で過ごす時間が長い人も注意が必要です。また熱中症になってしまった時にどう対処すればよいかなど、これから始まる夏を安全に過ごすための正しい知識を再確認しておきましょう。

土屋歯科マガジン 2023年4月15日号 ひみこのはがいーぜ

「噛むスポプロジェクト」ってご存じですか? 昨年9月から株式会社ロッテが本格始動したプロジェクトで、アスリートやスポーツを楽しむ多くの人に『噛むこと』が『運動』にもたらす多くの効果について情報発信しています。 日本中が熱狂したWBC(World Baseball Classic)でも、各国選手の多くがガムを噛んでいるのに気づかれた方も多いのではないでしょうか。 『噛むこと』はリラックスしたり、集中力を高めたりする効果の他に、運動パフォーマンスの向上にも大きな効果が期待できます。今号では『噛むこと』で得られるたくさんの効果についてご紹介します。

土屋歯科マガジン 2023年4月1日号 

女性は50歳前後になると卵巣の働きが低下し、卵巣から分泌されるエストロゲンという女性ホルモンが急激に減ってしまいます。すると、閉経をはじめ体にはさまざまな変化が起こり、更年期障害以外にも高脂血症や動脈硬化なども多くみられるようになります。

土屋歯科マガジン 2023年3月15日号 8020運動

超高齢社会に突入した今、生涯自分の歯で食べる喜びを実感し、充実した食生活を送り続けるために、虫歯や歯周病を防いで歯を失わない、『予防歯科』の考えが注目を集めています。「骨太の方針2022」でも“生涯を通じた歯科健診(国民皆歯科健診)”の推進に取り組むことが記載されました。 自分の歯で食べることが毎日の食事を豊かにすると共に、心身の健康を維持する働きをしてくれます。人生100年時代、あなたは何本自分の歯を保ち、その歯で食事を楽しんでいることができるでしょう。

土屋歯科マガジン 2023年3月1日号 血液型

あなたは自分の血液型を知っていますか? 最近では出生時に血液型を調べる産院は少なくなったようです。日常生活で血液型を知らなくても特に困ることはないので、若い人たちの中には自分の正確な血液型を知らないという人もいるかもしれません。 日本人はA型が約4割、O型が約3割、B型が約2割、AB型が約1割ですが、世界全体で見た血液型の割合は、人種や民族によってかなり異なっています。また世界の血液型分布には、人類が太古の昔から闘ってきた感染症との歴史も大きく影響しています。

土屋歯科マガジン 2023年2月15日号 しっかり噛める

「しっかり噛める」こと。それって丈夫な歯がそろっているということでしょうか・・・?しっかり噛むことができるためには『歯の健康』だけでなく、『口周り全体』が健康でなくてはなりません。 小さなお子さんをお持ちの親御さんは、乳歯のうちから『よく噛む』ことを習慣にして、歯だけでなく、口周りの骨格や筋肉もしっかり成長させてあげましょう。そして年を重ねて噛む力が弱ってきたなと感じている人は、ご自身の『食』のバランス、『体』のバランス、『心』のバランスが整っているかを見直してみてください。

土屋歯科マガジン 2023年2月1日号 免疫力を高める

2020年の年明けから3年もの間、私たち人類は新型コロナウイルスとの闘いを続けています。『ゼロコロナ』から『ウィズコロナ』へと、生活は通常を取り戻しつつありますが、やはり感染の波は今も収まることはありません。 日本では現在も流行中のオミクロン株のBA5に続き、今後は米国でも増加傾向のXBB.1.5の感染も懸念されています。また今シーズンは人類ばかりでなく、野鳥からもたらされた鳥インフルエンザによる鳥類(飼養鳥)への感染被害も深刻なものとなっています。 目に見えないウイルスや細菌などの病原体から体を守る「免疫」。この先も未知の病原体からこの身を守るために、免疫力を高めるにはどうしたらいいのでしょう。

土屋歯科マガジン 2023年1月15日号 口唇ヘルペス

唇やその周囲に小さな水ぶくれができる病気「口唇ヘルペス」は、単純ヘルペスというウイルスが原因で起こります。単純ヘルペスウイルスは感染力が強く、直接的な接触の他にウイルスがついたタオルやグラスを介して間接的にも感染します。 多くの人が子どものころに初めて感染しますが、このときは無症状であることが多いため、感染に気がつかないことがほとんどです。大人にみられる口唇ヘルペスのほとんどが再発型で、年1~2回の再発が多いようです。